2015-01-01から1年間の記事一覧
八ヶ岳高原に計画中の、カフェ&住宅です。 広い敷地には、高さ20mを超える木々があり、その林の中にひっそりと佇むように、平屋の建物をL字型に構えました。 予算が厳しい為「屋根の家」のコンセプトを流用して、広い屋根の下に、カフェや住居をボックスで…
昨日は、秋の匠美会・・・芸大建築科の同窓会でした。秋は毎年、建築見学会が行われており、今年の見学は、北川原温さんのキースへリング美術館のホテル棟で、完成したばかりの建物を北川原さんに解説頂くのがメイン。その他にも小淵沢周辺の建築を見て歩き…
アルプス降ろしが吹く季節になりました。西側の北アルプスは雲の中…アルプスを越えて冷たい西風が吹いています。 現場は、足場のネットが捲れる程の吹き曝しです。庭木のサルスベリも傾くほどです。…と言うか、長年の強い西風に枝が東に張って延び、傾いて育…
今日は、久しぶりに「山辺の家」で現場打ち合わせ。外部足場を解体する前に、外壁や軒先廻りのチェックをしました。外壁の色もイメージ通りで、コンクリートの基礎との取り合わせも綺麗です。更に、もう一度仕上げの塗装をします。 基礎工事で苦労しながら残…
塩尻市中心市街地で広場の設計をしています。 中心市街地の核商業施設「ウイングロードビル」のエントランスと建物東側の約1,400平米のスペースのデザインです。県道を挟んだ反対側には市民交流施設「えんぱーく」があり、ウィングロードビルとえんぱーくの…
随分と久々のブログ更新です。 松本市深志で建替え工事をしていた赤羽医院が、来週月曜日にオープンします。 現在は町の診療所で手術室や入院施設を備える医院は少なくなりました。建替え前は、手術室もあり病室が何部屋もある医院で、先代には思い入れのあ…
松本衣デザイン専門学校の1学期最終課題は、着物から展開する服。 1970年代に、三宅一生、山本耀司、川久保玲が、今までの西欧の人体のフォルムから展開する服に対して、着物から展開する布を表現する服を発表して、アパレルデザインの世界に革命を起こしま…
第9回松本安曇野住宅建築展を5月2日〜6日まで、松本市美術館で開催しています。 今年の会場構成は私です。毎年、会場構成の担当者がテーマを決めて、展示構成をするのですが、今年のテーマは「向かい合う建築」として、広い会場の中で、9人の建築家其々の作…
先週までに完成させた1/2.5サイズのマネキンに、薄手の布で衣服を立体スケッチしました。 立体造形(衣服・建築・プロダクトetc)をデザインするときに、平面でスケッチをして、立体造形に進むプロセスがあります。余程慣れた、あるいは優れた立体感覚の持ち…
今日は、松本市美術館の「戦後日本住宅伝説」展の関連プログラムの、建築見学ツアーでした。 我々、松本在住の建築家がツアーのご案内をさせて頂きました。 ツアーの見学建物は、八ヶ岳高原音楽堂(吉村順三) 八ヶ岳高原ヒュッテ(渡辺仁) 歓帰荘(白井晟…
今年も、松本安曇野住宅建築展を松本市美術館で行います。 折しも松本市美術館では、「戦後日本住宅伝説」という、1940年代から70年代のレジェンダリーな住宅を集めた展覧会が催されています。 5/2〜5/6…そんな伝説の住宅の展覧会と時期を同じくして、我々地…
リニューアルされた長野県建築士会のホームページに、第12回長野県建築文化賞の講評がアップされました。http://www.nagano-kenchikushikai.org/profile12.php 「スモールオフィス」で一般部門の最優秀賞(知事賞)を受賞しましたが、講評を読むまでは今一つ…
今年も、松本衣デザイン専門学校の新学期が始まりました。全校生徒30人ほどの小さな学校なので、在校生・新入生全員が、一分半の自己紹介スピーチをするのが恒例です。 私は、一年生のベーシックデザイン(デザイン基礎演習)担当なので、一年生10人全員の顔…
本日、長野県建築士会より嬉しいご連絡をいただきました。 第12回長野県建築文化賞に応募して、富永譲さん、出澤さん、関さんのお三方に現地審査をして頂いた「スモールオフィス」が、一般部門の最優秀賞(知事賞)を受賞しました。 http://www.yamaken.serv…
来年の松本衣デザイン専門学校のシラバスを作成中・・・ 今まで、人体のバランスを平面スケッチで演習していたのですが、絵の苦手な学生は、人体のバランスを取る前に悲しくなるだけだし、逆に絵のうまい学生は、ちゃんと人体のバランスを取らずに雰囲気で描…
2月7日(土)に、あがたの森文化会館 講堂にて、松本市景観シンポジウムが開催されます。 第1部は松本市景観賞表彰式、第2部では第29回景観フォーラムが行われます。建築士会や建築士事務所協会の諸先輩方が、松本市のまちづくり活動に関わりながら継続してき…