山辺の家・・・色決め 

今日は、久しぶりに「山辺の家」で現場打ち合わせ。外部足場を解体する前に、外壁や軒先廻りのチェックをしました。外壁の色もイメージ通りで、コンクリートの基礎との取り合わせも綺麗です。更に、もう一度仕上げの塗装をします。

基礎工事で苦労しながら残した、大きなヤマモミジの木が紅葉を始めていました。バルコニーから枝に手の届く絶妙な場所にあったので、無理をして残して頂きましたが、正解!・・・木が有ると無いとでは全く違います。
昨日は、内装の色決めでした。

今回の内装は、栗のフローリングを中心に展開します。なかなか使う機会の無い樹種ですが、何年かするとタンニンが浮いて来て渋い黒味がかるのが特徴です。ソファーやダイニングセットの置き家具も、栗のフローリングに合わせて、グレー系の濃淡でチョイスしました。
インテリアのポイントとなるファイヤープレイスには、亜鉛メッキリン酸処理の鋼板を使います。

今春竣工した、五千尺ホテルのスィートルームのパーラーにも使いましたが、自然と浮き出る模様が、墨絵の様に素敵です。