広場の設計 

塩尻市中心市街地で広場の設計をしています。
中心市街地の核商業施設「ウイングロードビル」のエントランスと建物東側の約1,400平米のスペースのデザインです。県道を挟んだ反対側には市民交流施設「えんぱーく」があり、ウィングロードビルとえんぱーくのアクティビティーと一体になった広場のデザインが求められます。
この類の広場をデザインする際に、最も重要なのが「広場をつくる目的」です。
建築物の場合、用途や使い方にある程度の与条件があり、それに従って建物のコンセプトやデザインを考えていきます。しかし、広場の場合、往々にして・・・空いている場所があるからどうしよう?・・・というところから物事が始まります。そこで、まず考えなければならないのが「広場をつくる目的」です。その狙いが間違っていると、どんなに美しいデザインをしても何もなりません。尤も、建築物の場合もコンセプトやデザイン以前に、建物をつくる目的・プログラムが重要で、それを間違えると今話題の「国立競技場」の迷走のような事態を引き起こします。
現在、そのディスカッションの資料を作成中。

先ずは、「広場をつくる目的」をデザイン!