松本市景観シンポジウム

2月7日(土)に、あがたの森文化会館 講堂にて、松本市景観シンポジウムが開催されます。
第1部は松本市景観賞表彰式、第2部では第29回景観フォーラムが行われます。建築士会や建築士事務所協会の諸先輩方が、松本市のまちづくり活動に関わりながら継続してきた景観フォーラムも29回を数えます。私が松本にUターンして、まちづくりに参加するようになってから10年あまり、現在では建築士会の社会貢献委員会(まちづくり委員会)のメンバー15人ほどの内、私よりも前から参加されていた先輩は3人となり、若いメンバーも増えてきました。

まちづくり委員会では、昨年の秋から松本城三の丸地区の整備計画を検討しており、今回のシンポジウムでは整備計画の中間発表を行います。松本城三の丸地区の整備計画は、街路整備にとどまらず、もっと広い都市デザインの視野が必要なことから、東京大学工学部都市工学科の窪田亜矢特任教授のアドバイスを受けながら進めており、今回の講演は窪田さんにお願いして「城下町の未来の地域構想」というテーマでお話頂きます。
松本城の外堀の復元も事業に着手し、博物館の移転、市役所の建て替えなど、これから松本城三の丸地区は大きく姿を変えていきます。これから、どんな町にしていこう・・・興味のある方は是非お越し下さい。
ちなみに、窪田さんが博士課程の時、曽根さんの事務所で私たちと一緒に幕張住宅地のデザインガイドラインをまとめました。それから25年・・・再び一緒に仕事をする機会を楽しんでいます。