------------  トマトケチャップ(道の駅・堀金)


昨日は、先勝吉日で日曜日、安曇野市に着工する住宅の地鎮祭でした。風もなく穏やかな天候の中、朝一番の清々しい地鎮祭でした。地鎮祭が終わり、工務店との工事契約も済ませた後は、近所でHAL設計室さんのオープンハウスを見学。長年、松本で住宅設計を続ける荒井さんの設計は、地域の気候風土・田舎の生活スタイルを考え、気取らずいつもながらの心地よいスケール感の住宅でした。


お昼ごはんは、近くの「道の駅・堀金」で天ぷらそばを食べました。コシアブラ・アスパラガスなど季節の野菜てんぷらは、地元のオバチャンたちが切盛りする食堂ならでは・・・・。多くの第3セクターの施設や物産館が苦戦する中、この道の駅は、いつ行っても大勢の人で賑わい、地元の野菜や加工食品など、安曇野ならではの品物が並んで、運営する堀金のオバチャンたちの熱意を感じます。
この手の施設では「観光客のリピーターを増やすことが大切」と都会の商業コンサルタントは言いますが、私は「地域の人にどれだけ利用されるか?」が肝心だと思います。しばしば安曇野を訪れる観光客・別荘を持つ方でも、年に何度しか利用できませんが、地域の人に支持されれば、毎日のように利用され、クチコミの効果も絶大です。都会の商業コンサルタントでは見落としがちな、第3セクターの施設や物産館の再生のヒントも、「地域の支持を得ること!」ここにあるのでは無いでしょうか?
地元で人気の店らしい・・・というのは、観光客にとっては最高の謳い文句で、ガイドブックでも「穴場」として大きく取り上げられ、結果的には、観光客にも大きなアピールになります。安曇野や松本にも、都会の商業コンサルタントのアドバイスで、観光客相手の勘違いな商売をしているレストランや温泉旅館をお見受けしますが、私は足を運ぶ気がしません。それに比べて、「道の駅・堀金」は目の肥えた地域の人にもアピールできる良質な品物を扱い、事実、私の知り合いにも、この道の駅を利用する人は多く、レストランオーナーで食材や切花を買いつけに通う人も知っています。


昨日も、この道の駅は、農産物市場の様な賑わいで、山菜や季節の野菜等は午前中に売り切れてしまい、私が訪れた昼過ぎには、めぼしい品物が見当たりませんでした。そこで今回は、新しく発売された「道の駅・堀金」自家製のトマトケチャップを買ってみました。原材料は、トマト・酢・砂糖・ジャガイモ・玉ねぎ・にんじん・塩・にんにく・しょうが・オールスパイスで、正真正銘の無添加
トマトケチャップといえば、オムライス!早速、今日のお昼ご飯に試してみました。トマトライスの味も柔らかで、卵の上にかけたトマトケチャップも飽きません。一瓶350円は、市販のトマトケチャップに比べれば高い値段ですが、市販のケチャップの甘ったるさや、舌に刺すような酸味とは違い、トマトと野菜が優しい自然の味で、トマトケチャップの概念が変わります。

「道の駅・堀金」にお出かけの際は「自家製・トマトケチャップ」是非お試しアレ!