----------  専門ではないのですが

服飾デザイン学校に行って、カリキュラム表を見ていたら、3学期の私の担当授業に「デザイン画の基本」とありました。・・・・校長先生!聞いていません^_^;

ベーシックデザインの担当で、立体造形の演習などは、普段している仕事の延長線上にあるので、気楽に考えていたのですが・・・建築専門の私は、デザイン画=ファッションイラストなど、もちろん描いた事がありません。

普段描く建築のスケッチにも人が入りますが、人物だと分かれば良い程度です。しかし、ファッションのデザイン画と言ったら、人物そのものです。美大受験・学生の頃を思い出して描いてみました。初めは目を覆いたくなるような人物しか描けませんでした。
そこで、我が家のマガジンラックにあった「婦人画報」の写真をスケッチしながらモデルのポーズを捉えて、やっとお見せできる程度になってきました・・・・

何枚もスケッチを描く中から、体の重心・体と服の関係がわかってきました。上のスケッチの青い線が体の軸と足の位置の関係で、赤い線が肩・腰と服の関係です。
1、首の付け根から地面に向かって垂直に下ろした線(体軸の重心バランス)と、両足の接地点の関係。右足:左足に10:0の比率で体の重さが乗る場合、右足と首の付け根は垂直線上になります。右足:左足に8:2の比率で体の重さが乗る、左足から8・右足から2の位置に垂直線が下りてきます。どんなに複雑なポーズをとっても、この関係は変わりません。
2、片方の肩が上がると、必ず反対側の腰が上がります。服は、上がった肩と上がった腰からぶら下がる形でシルエットを作ります。服の上半身は上がった肩からぶら下がり、下半身は反対側の上がった腰からぶら下がります。これもどんなに複雑なポーズでも同じです。



幾らかは判ってきましたが・・・ただいま、特訓中です!!

ところで、雑誌のモデルのポーズを自分で真似てみたら・・・もの凄く大変です!さりげなく自然に見えますが、猫背ぎみの私にとっては、ほとんどストレッチでした。綺麗でいる事も大変なんですね。