駆け足

もう8月です・・・7月末は駆け足の様に過ぎて行きました。たまには、一週間のレポートを・・・。

先週月曜日は、実施設計を終えた住宅の図面を、工務店3社にお渡しして工事金額の見積もりを依頼。夕方はJIA(建築家協会)長野県地域会の出版員会・・・今年の本のメインテーマを「まわりのコト」で提案する事に・・・私が思い付き?で提案した案ですが、採用されてしまいました・・・主旨説明を書かねばなりません。
火曜日は、しばらくご無沙汰していた「屋根の家」の現場チェックで高森町に・・・酷暑ですが、大きな屋根に覆われた日陰には、心地よい風が流れていました。
水曜日は、子供たちを連れて、実家の山小屋「常念小屋」まで4時間の登山・・・普段体を動かす事の少ない私は、最後の急登で子供たちに置いて行かれてしまいました。子供たちは、これから10日間、小屋の仕事のお手伝いです。
木曜日は、山の上は土砂降りの雨・・・私は下山する予定でしたが、一日予定を延ばす事にしました。
金曜日は、雨も上がって、ヘリコプターが山小屋への物資輸送に・・・ヘリポートで荷受けをして、倉庫まで荷物を運びこみます。午後、アルバイトの高校生と下山・・・運動部で鍛えた高校生に煽られながら駆け足。夕方、松本市の観光課やまちづくりに関わっている方たちと、アルモニービアンで日本酒の会へ・・・世界ワイン大会日本酒の部でゴールドトロフィーに輝くお酒だそうで、とても甘くてさっぱりした日本酒でした。海外の審査員には、日本酒は甘口の白ワインの様に捉えられているのかもしれません。
土曜日は、JIA長野県地域会の夏の行事・・・午前中、幹事会に出席。午後は、松本市基本計画策定市民会議に出席でJIAを中座・・・市民会議建設部会の部会長は、相変わらず「チンチン電車」の事しか関心がないご様子、もう反論するのも疲れました。まとめられた答申は、部会長の思惑がびっしり・・・もう勝手にして下さい。夕方、JIA長野県地域会に戻ると、今年の本のメインテーマ「まわりのコト」の議論の真っ最中・・・提案者としては欠席裁判で終わってほしかったのですが絶妙のタイミングで帰ってしまいました。これだけ色々な議論が交わされるなら、何らかの関心を持ってもらえるテーマという事で・・・良いのかな?夕方からは、納涼会、二次会では、ストレスや悲しみと幸せの話に・・・色々な考え方の人がいますが、私はストレスや悲しみをマイナス要素として捉え、それを減らせば幸せになれる、という算数みたいな考え方は大嫌い! 設計ってそんな作業ではないし、折り合いをつける事だと思う。
日曜日は、朝、旅館で起きたら酷い筋肉痛、金曜日に年がいも無く高校生と山を駆け下りたのが、一日置いて筋肉痛に・・・。午前中は、INAXショールームで「アーキクラブ信州」のイベントに立ち寄り帰宅。午後、床屋さんに行くと「日曜日に来るなんて珍しいね。やることが無かったとか?」・・・家族は山の上で、ポッカリと穴の開いた様な日曜日の午後を見抜かれてしまいました。夕方、矢沢永吉糸井重里の「今だからこそお金の話」の対談をテレビで見る。矢沢永吉はあまり好きでは無いのですが、言っている事は尤もだし自分に正直な人。

駆け足の一週間でした。


最後にお知らせ・・・
金曜日の夕方、「住まいネット信州 vol.15」が届いていました。表紙は私たちが設計した「本蔵の家」です。
 
巻頭特集にも見開き6ページで掲載されています。長野県内・各書店で発売中!お手に取ってご覧ください。