----------  福あめ in だるま


松本市では、今日・明日・・・「あめ市」という正月の恒例行事が行われています。
戦国時代、武田信玄上杉謙信の長い戦いの中で、武田信玄の治める、海のない甲斐・信濃の国で塩が不足しました。民の貧窮を知った敵方の上杉謙信が、甲斐・信濃の民に塩を送りました。正に文字どおり「敵に塩を送った」訳ですが・・・その美談をたたえ松本の町人たちにより「塩市」が行われる様になりました。後に、縁起物のだるまと飴を、街中の商売屋の子供たちが商売の勉強の為に露天で売るようになりました。これが今でも松本の恒例行事として続いている「あめ市」です。
明日は、私の娘も飴売りのお手伝いをする予定です。

「あめ市」に欠かせない「福あめ」は松本市内の飴屋さん何軒かが作っていますが、そのひとつ「新ばし飴」は私の古くからの友人が営んでいます。「新ばし飴」のホームページはコチラです。砂糖を一切使わず、米を糖化させて作った飴は、自然の優しい甘さで、昔からの伝統食としてマクロビオテックの分野でも注目されています。

今年から、新たに限定200個を、だるまのパッケージで販売しています。

中身は、福助と塩かます(塩を入れておく袋)をかたどった「福あめ」です。

福助は長く伸ばした飴を端から切っていくのですが、「どこを切っても金太郎」とはならず、手作りなのでひとつとして同じ顔がありません。
福助と言うよりは、キャンディーズの三人娘みたいですが・・・何はともあれ、縁起物です。今年も良い事が沢山ありますように!