----------  松本市景観審議会

建築士会で、社会貢献委員(まちづくり委員)として活動している内に、松本市の景観審議会の委員を委嘱されました。
先週末は松本市景観審議会と、翌日、松本地域景観協議会と、景観関係の二つの会議に出席しました。
いづれも、平成16年に制定された「景観法」に関係して制度化された会議で、政治経済を軸にした都市計画の見地に対して、景観・生活から都市計画の施策に意見をする制度です。

松本市景観審議会では、松本市都市計画マスタープランの見直し、景観デザインマニュアルの改定、松本駅お城口前広場のデザイン等について、松本市の担当者の説明に対して、各委員が専門家の立場で意見を述べました。
景観審議会の委員長は、建築家・柳澤孝彦氏で、私の大学の先輩でもあります。私と専門も同じで、同様の意見をお持ちでした。会議では、あまりお話しも出来なかったのですが、会議終了後、柳澤氏から私の事務所にお電話を頂きました。お話しする中で、地元の建築家として、今日の会議での意見を目に見える形で示す必要もあるのでは・・・と感じました。

翌日の松本地域景観協議会は、松本・塩尻安曇野で、景観に関連して活動する行政や団体の懇談会です。松本市では、景観というと、中心市街地での都市景観を中心に取り組んだ活動が主ですが、安曇野では、豊かな田園風景の存続を中心に取り組んでいるようです。・・・・・のどかで良いな〜という、羨ましさを感じました。
とはいえ、それぞれの地域の特性を活かしながら、景観の中に生活がある・・・・そんなお手伝いが出来ればと思います。