------------------  雪焼け&体脂肪


ここ何年か、スタッフに多少の留守を任せられるようになったので、今年も一週間ほど、家業の山小屋「常念小屋」の小屋明け作業に行ってきました。

松本では、桜も散ってしまいましたが、北アルプス・標高2500Mはまだ雪の中で、5M以上積もった雪の中から、山小屋を掘り起こします。普段、鉛筆よりも重いものを持ったことの無い設計屋サンには、とても重労働です。しかし、最高の空気と景色の中で汗を流して、仲間と騒ぎながら飲むビールは格別で、楽しい一週間でした。

小屋明けを終えて下りてきた打ち合わせでは、お施主さんに、真っ黒に雪焼けした顔を、笑われてしまいました。確かに、打ち合わせ用の白いシャツに、雪焼けした真っ黒な顔は不自然で、自分で鏡を見ても笑ってしまいます。(松崎しげる・・・も真っ青!)

下界に帰って何日かしても多少の筋肉痛が残り、体重計に乗ると体重は変わりませんが、体脂肪は7%も落ちています。(みのもんた・・・もビックリ!)

小屋明け作業は、どんな日焼けサロンよりもガングロになり、どんなフィットネス・ジムよりも効果的なプログラムです。

箱庭のアウトドアではなく、吹雪あり雷ありのリアルな自然を体験するのは、設計の仕事をする上でも、私の大切な糧になっています。体を思い切り動かすことは、気持ちの上でも良い気分転換になって、しばらく離れていた図面をみても、今まで気づかなかった事に気づく事が出来ます。
・・・・・気持ちも新たに、感覚も鋭敏にリフレッシュして、設計に取り組んでいます。