------------------  スラップスティック・コメディー


家に帰ったら、おじいちゃん・おばあちゃん・カミサン・子供達、皆が食卓を囲んでテレビを見ながら大笑いしています。食事中のなにケシカラン!と思いましたが・・・「志村けんのバカ殿」の放映日でした。

おばあちゃん曰く、「お前達も小さい頃、食事中だからダメだ!見るな!といっても、毎週ドリフターズを見て大笑いしていたね。」・・・この言葉に、テレビのスイッチを切れなくなってしまいました。

一番下の息子(幼稚園年少)は「トムとジェリー」が大好きです。小さい子供に英語はわかりませんが、「トムとジェリー」のドタバタ、そしてちょっとした意地悪には、愛や思いやりがありますが、嫌味やイジメ、そして国境はありません。先日、打ち合わせに伺ったお施主さんの小さい子供も、打ち合わせの間中「トムとジェリー」を見ていました。(私も、打ち合わせよりも、そちらが気になって仕方ありませんでした。)

昨今、変に教育的なアニメーションや子供番組・ニヒルな笑いや冷たいギャグが多く閉口しているのですが、いつの時代も、世界中・老若男女・掛け値なしに笑えるのは、スラップスティック・コメディー(ドタバタ喜劇)です。
チャップリントムとジェリードリフターズ、そして最後の正統派スラップスティック・・・志村けん
テレビを見終わった後、ネット上に、日本の偉大なコメディアン・クレージーキャッツ植木等さんの訃報がありました。スラップスティックではありませんが、抜ける様なアッケラカンとした植木さんの笑いも大好きでした・・・。