------------------ 鱒寿司

父が所用で富山に出掛け、お土産に鱒寿司を頂きました。

（写真を取り損なってしまったので、鱒寿司屋さんの写真でご勘弁）

鱒寿司といえば、富山県を代表する食べ物のひとつで、駅弁のコンテストでは、必ず上位にランクされます。しかし、駅弁や富山県外で買い求める鱒寿司と、富山県内で売られている鱒寿司とは全く違った味がします。
私は、仕事の関係（設計した建物の現場常駐監理担当）で富山市に２年間ほど暮らしていたことがありますが、富山県内で売られている鱒寿司は、鱒や寿司を包む笹の葉が香り、薄味で「良い塩梅」の鱒寿司でした。それに比べて、駅弁や富山県外に出荷される鱒寿司は、保存に主眼を置いるのでしょうか、酸味や塩味がきつく感じます。酢味の強さは季節にも関連し、気温が高く食品が腐りやすい夏場は酢の味が濃く、冬場は酢が薄い鱒寿司が味わえます。
人により好みもあるでしょうが、しばらく振りに薄味で「良い塩梅」の、おいしい鱒寿司を頂きました。
機会があったら食べ比べてみて下さい。「冬の富山土産の鱒寿司」は、絶品です！