----------------  結婚おめでとう


週末は、大学時代からの友人の結婚式へ、大学で忙しく教鞭をとる新郎の夏休みの合間を縫っての結婚式でした。会場は、六本木ヒルズのホテルで、中央線で新宿駅に着き、都営大江戸線(始めて乗りました)で六本木まで、すっかりオノボリサン気分です。
新郎と、同じ干支(ただし一廻り違い)の美しい新婦、やはり美男美女の教会での結婚式は絵になります。披露宴は、両家のご家族を中心にして、親しい友人で新郎新婦を囲みました。場所は今をときめく六本木ヒルズでしたが、仲人や仕事先のお付き合いの方の居ない素朴な宴で、新郎新婦の優しい人柄を映すアットホームな雰囲気でした。いずれも90歳を超える新婦のご祖母と新婦のご祖父も出席され、家族と友人で二人の結婚を祝う宴は、とても温かで心に残る披露宴でした。
宴に出席した大学時代の友人たちと西麻布の街をブラブラしていると、同じ宴に出席していた方がオープンカフェでくつろぐのを見かけて御一緒しました。初対面の方たちでしたが、新郎の思い出話を肴に話題は尽きません。その後、場所を落ち着いた店に変えて、新郎新婦や新婦の友人も交えてしばし歓談しましたが、新郎新婦を含めてそこに居た10人の血液型はB型が7人・残りの3人は O型で、日本人の平均とはかけ離れています。やはり類は共を呼ぶのでしょうか?
新郎新婦と新婦の友人を見送った後は、新郎友人のひとりが住む、月島の超高層マンション・地上100mのお宅にお邪魔しました。東京には長く住んでいましたから多少のことには驚きませんが、根津や千駄木・経堂などの下町に住んでいた私は、38階から見る東京の夜景は始めての体験です。目の前に広がる眠りを知らない街の明かりや、航空用の赤色灯の無数の点滅が、映画ブレードランナーの一場面の中に居る様な特別な興奮でした。(デジカメを置いてきたのが悔やまれます。)旧知の仲のように色々な話をして、すっかり話し疲れマンションを後にしました。
翌日はホテルで遅い朝食をとり、表参道を歩きました。同潤会表参道ヒルズに代わり、デパートのような表参道ヒルズの中はすごい混雑でしたが、前の街路を歩く人の姿はまばらです。大好きだった表参道は、かつての同潤会の街・界隈に密接した街の姿と変わってしまって残念でした。美術館めぐりでもしようかと思いましたが、結婚式・披露宴・その後の楽しいひと時の余韻を残したまま、松本に帰りました。
この歳になると、あまり結婚式に参加する機会がありませんが、久しぶりの結婚式で楽しい週末でした。
S君Mさん、末永くお幸せに!
(S&M?たまたまそういうイニシャルでしたが、新郎のS君は、もう既に、しっかり者の新婦に敷かれそうな気配でした。)