------------------ センシティブ＝旧第一勧銀松本ビル③

70年の時を松本市民と共に刻んできた旧第一勧銀ビルが、取り壊わされようとしています。
「旧勧銀ビルを守る市民の会」は、街頭行進で保存をアピールしたり、市民募金運動で協力を求める一方、建物の保存活用方法を探ってきました。
本日から（遅ればせながら）、検討した保存活用方針と活用方法の可能性をホームページに掲載し、賛同企業にアピールしています。

これまでの市民活動は、公共性を重んじ、企業と連携することを敬遠してきました。
しかし、現在、不景気にあって、公共の財政は福祉や医療に優先して予算が組まれます。そんな状況にあって、建物の保存活用等の文化的な活動は公共予算がつき辛く、文化・メセナに理解のある企業に支援を求めることが多くなりました。

今回は、松本という小さな街での建物保存活用運動ですが、小さな街の小さな経済の中で協賛企業を募るのには限界があります。こんな時こそ、ホームページやblogで、世界中からの情報収集に糸口を見出すのもひとつの方法かと思います。
無論、あくまでも「糸口」にしかなり得ないのですが…・。
どこかに、まだ我々の知らない「清楚で優美な旧第一勧銀ビルを生かす支援者」がいらっしゃると望みを抱いています。

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