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昨夜は、松本の女鳥羽川で灯篭流しでした。市内の幼稚園生が自分で絵を描いた灯篭を川に流します。(環境に優しくうるさい今のご時世、川の下流では、係の人たちが網を持って流れてきた灯篭をすくっています。)
帰りに、女鳥羽川近くの小料理屋「菊蔵」で食事をしました。
10年前、DINKSの頃は、世田谷区経堂に住んでいたので、毎週の様に食べ歩いていました。経堂は芸能人や文化人が多く住んでいて、「らかん」「和田浦」「マネーチョット」等、気の利いた料理とお酒の楽しめる店が何軒もありました。
10年前と違うのは、今日は、長女と長男が一緒です。彼女たちもカウンターに座るのは初めてで、なんだかうれしそうです。

やはり小料理屋は、カウンターに座って主人や女将さん、と会話しながらその日のおいしい料理を食べるのが楽しみです。だだ茶豆、新じゃがの煮転がし、生ゆば、大アサリ焼き、穴子の天ぷら、あゆの一夜干し、どれも旬の素材がよく生きたおいしい料理でした。なかでも、自家製あゆの一夜干しと、お通しにでた「海水晶」なる不思議な食感の海草が目新しく美味でした。(海水晶は、早速楽天で検索してお取り寄せしました。)子供たちは、店のご主人に、桃と葡萄をサービスしてもらいご満悦、とても楽しかったようです。勿論、我々も十分に堪能しました。(2歳の次男はバアヤンとお留守番、おかげでのんびり出来ました。)

ところで、我々の隣に座っていた旅なれた感じのご夫婦は、あゆ、岩かき、馬刺しトロ、焼き松茸、大アサリ、上海カニetc、に高級ワインと、さすがはDINKS!
かつて「子供連れで小料理屋のカウンター」に憧れていたのですが、それが現実となった今では、夫婦で余裕をもって料理とお酒を楽しむのも羨ましく思います。