------------------  青色申告


年中行事の青色申告・確定申告が終わりました。
青色申告は複式帳簿で、借方・貸方・仕分日誌帳の帳簿を書き、損益計算書貸借対照表を書かなければいけません。実家も自営業でしたから、子供の頃、父がねじり鉢巻をして、そろばん片手に何日もかけて帳簿を書いていたのを覚えています。
今年度は、サボって今まで全く帳簿をつけいていなかったのですが、パソコンの会計ソフトhttp://www.am-corp2.com/zimw/zimwhelp.htmlのおかげで、2日間で領収書の山の記帳が終わり、確定申告書も国税庁のホームページからパソコンで入力して自動的に計算が終わってしまいました。
私の友人の現代芸術家が仕事を始めたばかりの事。皆と飲み歩いた領収書をセッセと集めていたら、領収書が収入を超えてしまった、と言う笑えない笑い話もありますが、私の事務所はおかげさまで、今年度は黒字決算でした。

以前は、税理士という我々建築士と同じ「サムライ(士)商売」の方々が帳簿の作成に関わって来ました。数字の処理や仕分けは、コンピューターの最も得意な仕事です。不本意ながらパソコンに仕事を奪われた税理士の方も多くいるのでは・・と考えてしまいました。

我々もパソコンに仕事を奪われるような設計では無く、きちんとクライアントと向かい合って、方向性・デザインを示せる建築家で居なければ…。