第6回松本安曇野住宅建築展

今年で第6回を数える、松本安曇野宅建築展を、7月20日(金)〜22日(日) 松本市美術館で行います。
20日(金):16:00〜18:00  21日(土)・22日(日):9:00〜17:00
20日は18:00〜 オープニングパーティー(参加費¥1000) 22日は13:30〜 ギャラリートークを予定しています。
詳細は、facebookページ でもご確認できます。

今年のテーマは「市中山居」、なじみの無い言葉ですが、街に住みながらも山の中に居る様な佇まいと言いましょうか・・・。

都市に住みながらも山の中にいるような暮らしは、私たちの理想のすまいとされてきました。私たちが暮らす松本安曇野は、自然に恵まれ、北アルプス里山を望む歴史ある理想の都市です。
古くから日本人は、日常の暮らしの中に美を見いだし、そこに固有の文化芸術が生まれ、暮らしが周辺環境やまちと響き合う事で、魅力ある都市を育んできました。
住宅は、山居の心地良さと共に、美しく楽しい都市をつくる力を持っていると思います。

こんな思いを込めています。


会場には、各自のパネル展示の他、大量の模型と、国宝茶室「待庵」を段ボールで実物大に再現した空間を設営します。千利休による二畳隅炉の小間の茶室は数寄屋建築の原点とも言われ、正に「市中山居」を現した空間です。
お時間のある方は、是非足をお運び下さい。

只今、展示用の模型を整理中!