OH-YA!

先週末は、JIAの保存問題大会で、宇都宮へ・・・・地元のコーディネーターの一人、宇都宮大学の梶原さんは、大学時代に卒業制作をお手伝いした先輩です。梶原さんが大谷石米蔵をダンス・アートスペースにリノベーションした空間も案内して頂きました。

宇都宮といえば、大谷石の産地です。大谷石の切り出し工場や加工場も見学しました。
そこで得た、ウンチク&裏技!
大谷石は凝灰岩で、地下から掘り出したばかりの時は、鴬色をしています。時間が経つにつれて、鉄分が酸化して、茶色く変化していきます。石の中のこげ茶色の部分は、石が堆積するときに混ざりこんだ植物や動物のかけらで、ミソと呼ばれます。ミソが少ない程、上等だとか・・・
長年たって、茶色く変化した石を、鴬色に戻すには・・・CCレモンを掛けるのだそうです!
クエン酸の還元作用で鴬色に戻るのですが、CCレモンが丁度良い按配らしい!

ところで、2日間で沢山の大谷石を見ましたが・・・大谷石って、松本名物・開運堂の銘菓「真味糖」に見えます。