10何年振りの渋谷

昨日は、東京で一緒に仕事をしていた後輩の結婚パーティーで、渋谷に行きました。松本市に引っ越してから、初めての渋谷・・・10何年振りです。
パーティー会場は、オランダ坂=パルコの通りは、昔とあまり変わっていないのに一安心。パーティーが終わって、何人かで2次会に・・・スペイン坂を下る道沿いの、シネマライズ(北川原温さんの設計・バイトで模型をつくりました。)は、当時のままでホットしましたが、ピンク色のミニスカートのウェイトレスで有名だったアンナミラーズは無くなっていました。
センター街は、相変わらず大勢の人・・・しかも、殆どの人が、20代の若者です。
新宿・銀座・表参道・六本木・代官山・・・私がよく行く街は、若者も、オジサンもオバサンも、おじいさんもおばあさんも、色々な年代の人が行きかいますし、10何年前の渋谷も色々な年代の人たちで賑わっていました。松本も老若男女が混在しています。
しかし、昨日の渋谷は、20代の若者のみで、異様な光景でした
センター街の、藤江和子さんがインテリアデザインしたお店に行ったのですが・・・その店だけは、ポッカリとタイムスリップした様な、昔のままの渋谷で、楽しく飲む事が出来ました。



家に帰って、家族での会話・・・私の母が、東京に出かけたとき、おばあちゃんの原宿巣鴨、に行った話を聞きました。
老人ばかりで、変な街だった。私は、まだ、あんな街には行きたく無い!・・・かく言う母は70代・・・十分に老人ですが、同じ世代しかいない街に馴染めなかった様です。

一つの世代だけが集まる街・・・一つの世代だけの価値観しか無い街・・・私は、そんな街は馴染めません。
色々な世代・価値観が混在してこそ「街」の魅力があるのだと、改めて感じました。