LED電球

わが家のダイニングのダウンライトの電球を、ミニクリプトン電球から、LED電球に変えました。

意外に普通・・・少しギラギラする感じがしますが、黙っていれば、全くわかりません。

左が、ミニクリプトン・・・右が、LEDです。ガラスセード越し電球色の黄色の発光ダイオードが見えます。壊してみたいのですが・・・高価なので我慢します。
60W相当の同じ明るさで、LEDの消費電力は1/10の5.4W/h・・・耐用時間は10倍の40000時間です。
価格は、ミニクリプトン150円に対して、3300円と高価ですが・・・・・
イニシャル(導入・設備投資)&ランニング(運用・稼動費用)のトータルコストはどうなのでしょう?

LED電球の耐用時間40000時間(毎日7時間で約15年間)のトータルコストを、電気代20円/kw/hで試算してみると・・・
ミニクリプトン電球で、約50,000円・・・・LED電球で、約8,000円でした。

世の中エコばやりですが、私の判断基準として、いくらランニングコストが安価でも、イニシャル&ランニングのトータルコストが高いものは、イニシャルに沢山のCO2を使っている筈ですから、実際のところはエコでない事が多いと思っています。
例えば太陽光発電を例にすると、太陽光発電からの余剰電力の売電は、国の政策で40円/kw/hと決められているので、高価な太陽光発電を設置しても経済的に成り立ちます。しかし、太陽光発電からの売電を、発電所での発電コストと同等の10円/kw/hとしたら、太陽光発電は経済的に成り立ちません。(おまけに、100Vの低圧での売電なので送電ロスが大きく、実際には何軒か先までしか電気が届かず、売電としてはかなりの低効率だそうです=10円/kw/hの価値もない?)
単純なエネルギーペイバックからみても、太陽光発電の部品(高純度シリコン)を作るのに必要な電気の量よりも、太陽光発電の耐用年数の間に発電する電気の量の方が少ないのですから、太陽光発電は全くエコではありません。
・・・どうして、国の政策で40円/kw/hで売電するように定めて太陽光発電を優遇するのか、私には理解出来ません。

それに比べれば、LED電球は、50,000円⇔8,000円・・・ですから経済的だし、経済的ということは・・・多分エコでしょう。


門外漢の浅知恵での理解ですので間違っているかも知れません。・・・リベラルで詳しい方がいたら、教えて下さい。