スモールオフィス

連休中に・・・なかなか設計が進まない、スモールオフィスのスタディーをしています。スモールオフィス=山田建築設計室の社屋です。

昨年、一旦設計を終えたのですが、優柔不断が災いして踏ん切りがつかずにほったらかしになっていました。
連休前から半年ぶりにスタディーを再開して、なんとなく方向性が定まってきました。建築の構成を単純に考え直し、シンプルな構成の中に、インテリアの要求に合わせて自由な窓を計画しました。
実は・・・普段、外観のスケッチをする事はあまりありません。インテリアから浮かび上がる建築のフォルムに素直に従って、建物の外観をデザインしているのですが・・・。今回の建築は、単純な長方形の建物に、ランダムに開けられた窓。建物のフォルムがエレベーションを構成しないので、窓を手掛かりに、ランダムで構成単位の小さな立面をスタディーしています。コルビジェの「ラ・トゥーレット」、あるいは、アアルトの「夏の家」のように、シンプルだけれど不器用で少し饒舌な・・・デザインされていないかの様に素直な建築を意識してみたいと思っています。
 

このところ、ファッションのデザイン画を描く機会が多かったのですが・・・やはり、描き慣れた建築のスケッチは、自由に手が動きます。