--------緑のオフィス

「緑のオフィス」・・・建物は既にに竣工して、先月中旬からオフィスが稼働しています。なんだかんだで建物は形が付いてきたのですが、先週末から今日にかけて、オフィスとレストランで取り囲む40M角の中庭に45トンクレーンを据えて樹木を植え、庭にも眼鼻が立ちました。社長と植木屋さんと私で、一周約200Mの中庭を何周回ったでしょうか?視点が一つではなく、四方八方から見える中庭なので、バランスを取るのが大変でした。

「緑のオフィス」だけに緑がなければ話になりません。やっとブログにお披露目です。





中庭の中心に植えたのは「オオシラビソ」・・・北アルプスの1500Mから2000Mに自生している常緑の針葉樹で、葉の表の深い緑と、葉の裏の白が特徴です。山では、風雪にさらせれ横に腕を伸ばした様な樹形をしていますが、畑で育った木は、伸び伸びと綺麗な樹形に育ち、大陸的な雰囲気がします。
アプローチの脇の木は「ギンドロ」とても珍しい木で、銀色に輝く葉が綺麗です。植えた時はそこそこの大きさに見えたのですが、今日植えた「オオシラビソ」に圧倒されてこじんまりと見えます。早く大きく育って!



5Mから7Mの高さの「オオシラビソ」を幾つかの塊で植え込みました。視点が動く度に景色が変わり、庭に奥行きが出ます。建物の大きさにも負けていません。コンクリート打ち放し・焦茶色のカラマツ板の外壁に、深い緑がよく映えます。

エントランス前に植えたモミジの木も、大きな塊で存在感があります。明るく柔らかい葉の色が、エントランスに花を添えています。エントランスを抜けた先に見えているのが、サルスベリの巨木。エントランスをくぐると、根元からきれいに株別れした枝が出迎えてくれます。

建物内部から放射状に繋がる明るいテラスにも、広葉樹の明るさが彩を添え、アルミルーバーの端正な外観に柔らかな雰囲気が対比しています。

レストラン前の樹木も綺麗に芽吹き、レストランの玄関前に添えられた花籠の様です。


これから、アプローチ脇の川に水が流れ、中庭に緑の芝生が気持ちよく広がると・・・いよいよ「緑のオフィス」・・・・・一応の完成です。
そして、これかも、木々の成長と共に育っていきます。