------------------ 十八番
今日は、フジ子・ヘミングのコンサートに行ってきました。
北東ドイツ交響楽団との共演で、ベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」でした。華やかでスケールの大きな力強い曲なのですが・・・オーケストラと四つに組むと多少お歳を感じました。この曲の第3楽章のロンドが好きなのですが、音の切れ・明瞭さ・力強さ・に物足りさを感じてしまいました。
私は、フジ子・ヘミングの「皇帝」よりも、内田光子の構築的で音の粒がはっきりする演奏が好きです。(2006サイトウキネンのチケットどこかに余っていないでしょうか?)
それはさておき、アンコールで演奏した「ラ・カンパネラ」は、心にしみる演奏でした。
その人ならではの、他には出せない味わい・・・「十八番」ってあるんですね。