--------------  コンテンポラリーアート


一昨日・昨日と私も関わっている信州アートネットワーク(NPO申請中)のワークショップがありました。
一昨日は、「宝物」を飾り付けるワークショップで長女が参加しました。彼女の宝物の万華鏡を美術館に持っていき、一日かけて宝物のショーケースを造ってきました。しばらく松本美術館に飾られるそうです。
昨日は、コンテンポラリーアートに力を入れているパリ・ポンピドーセンターの元学芸員・ラーミナさんの講演でシュールレアリズムの作家イヴ・タンギーを題材に作品解説とポンピドーでの現代アート・ワークショップの紹介でした。
印象深かったのは、コンテンポラリーアート(特にフランスの)では「言葉」をとても大切にする点でした。ワークショップも作品を作りながら、、作品に「題」をつけて、イメージを抽象化しシンボライズする作業をおこなっていました。とかく日本の美術のワークショップでは、作品を造りました。良く出来ましたで終わりますが、作品に「題」をつけることで自分のイメージをより確かなものに定着させることがで来ます。
建築もしかり。設計したものを、発表したり人に解説することで、自分がその建物に持っていたイメージを確認することが出来ます。また、言葉に置き換えることでコンセプトがより明確になります。
子供の頃から、このようにイメージを言葉に置き換える訓練をするとは、さすがポンピドーセンター。