第五回松本安曇野住宅建築展 終了

昨日までの3日間、松本市美術館で、第五回松本安曇野宅建築展を行いました。
会期中、300名以上の方にご覧頂き有難うございました。

今年の当番メンバー・丸山さんプロデュースの空間構成も、すっきりと明るく綺麗でした。



土曜日には、美術館と共催の、空間体験ワークショップ。
色とりどりの2000個の風船で、エスキモーの家の様な、巨大ドームハウスを作る予定でしたが・・・
時折吹く強い風に煽られて、風船は、バラバラ・・・
最後はヤブレカブレで、子供達みんなで風船を持ちあげて、疑似ドーム体験
美術館の中庭は、風船にまみれた子供達の大歓声風船の割れる音で、大騒ぎになりました。

お子さんと一緒に参加していたお母さんが、「子供達が大喜び!!大成功ですね!!」・・・と話す素敵な笑顔
「大失敗なのですが?」とも言えず・・・
アバンギャルドな現代美術系ワークショップとすれば大成功!!・・・と開き直って、めでたしめでたし。


日曜日には、出展者が作品の解説や考えを語るギャラリートークを行いました。
今年のテーマは「あそびごころ」で、それぞれが50名以上の熱心な参加者の前で「あそびごころ」を軸にお話しました。

9名いれば、それぞれの思いも違います・・・とても濃い内容のギャラリートークでした。
私は「美術・創造行為の源は、あそびごころです。建築が美術の一分野だとするならば、建築を考え創る事、それ自体にあそびごころが在り、常に既成概念を見つめ直しながら、新たな創造行為をしていきたい。」などと、生意気なトークをしましたが・・・全ては、チャンスを与えてくれたお施主さんのお陰。


パネル展示で発表させて頂いた「屋根の家」のお施主さん・・・有難うございました。

さて、年に一度のお祭りも終わり・・・仕事に精を出します。