------------------  カブトの嫁入り


梅雨明けの穏やかな晴天の昨日は、泊りがけで遊びに来ていたカミサンの友人と安曇野ドライブに出かけました。お昼ごはんは、安曇野市穂高有明の「スタジオーネ」へ・・・。子供連れなので、お店の人が気を使って(子供が騒ぐと他のお客様に迷惑なので)テラスに椅子を出して、屋外の席を用意してくださいました。おかげで「静かにしなさい!」とイライラすることも無く、ゆっくりと食事することが出来ました。食事を待つ間には、子供達は外の芝生で遊んだり、畑の野菜を観察したり退屈すること無く過ごしました。日影のテラスは心地よい風が吹き、夏野菜をふんだんに使ったおいしいパスタを楽しみました。デザートのココナツミルクのプリンもとても美味しく、帰りにはちゃっかりとレシピを教えていただきました。
山麓を走る農道・通称安曇野アートラインの道端に「カブトムシ・クワガタムシ」の看板を発見!先日羽化した我が家のカブトムシ、3匹の立派なオスと、1匹のチビちゃん(育ちが悪く、とても小さい角のカブトムシ)のお嫁さんを探していました。
飼育ケースの立派なカブトムシやクワガタムシを横目に、「まだ交尾を済ませていないメスのカブトムシはいませんか?」と尋ねると「ちゃんとメスだけ分けてあるよ」と、おじさんが足元の大きなタッパーの中から3匹のメスを取り出してくれました。やはりメスは人気が無いらしく「サービスで一匹200円でいいよ。」どうも有難うございました。ちなみにカブトムシ・オス500円・ミヤマクワガタ・オス700円でした。
家に帰って、オスの待つそれぞれの飼育ケースにメスを一匹ずつお嫁入りさせました。夜になって、ヘッドライトで観察していた次男が「抱っこしてる!」と覗き込んでいます。

餌を食べているメスの背中にオスが乗っかって交尾を始めました。オスは一生懸命ですが、メスはオスを後ろ足で振り払いながら、餌を食べ続けていました。2世(卵)の誕生は期待できるのでしょうか?
交尾の傍らで、角でつつかれて、気が狂ったように逃げ回っていたチビちゃんを、飼育ケースから取り出しました。自由と平和を得たチビちゃんは、羽を広げて飛んで行きました。